栄養学・サプリ

ビタミンの効果とは?5つの主な役割と具体的な効果【縁の下の力持ち】

ビタミンは縁の下の力持ち

基盤となる価値

まずは、最も知名度があり、私たちの生活により関わりがあるであろう、ビタミンCの紹介をしようと思っていましたが、書いていてあまりにも長くなりそうだったので、まずはビタミン全般の概要を紹介をしていきます。

トレーニー視点でみると、プロテインやクレアチン、カフェインといったサプリメントと比較し、その効果を直接的に感じるかたは、少ないかと思います。
ゆえに、みんな飲んでいるから。といった具合で、特段意識せずに摂取されているかたも多いのではないでしょうか。

しかし、個人的には、健康的な生活という人間の基盤とすべき価値においてプロテインの次に重要であると考えています。

本稿を読んでいただき、納得できる部分があれば、ぜひ生活に取り入れていただきたいです。(説得力のある記事を書かなければ。頑張ります!)

ビタミンの役割

車でかなりおおざっぱに例えます。
車を構成するパーツひとつひとつの要素がプロテイン。動力源となるガソリンを糖質や脂質としましょう。
モノがあってエネルギー源があれば車は動きますね。
しかし、ここにエンジンオイルがなかったらどうなるでしょうか。

  1. 各部を円滑に動かす潤滑作用
  2. 気密性を保つ密封作用
  3. 燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用
  4. 燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分散作用
  5. サビや腐食からエンジンを守る防錆作用

などがエンジンオイルの主な作用だそうですが、このような作用を失い、車の劣化は早まり、トラブルも多くなるでしょう。

このように、まさに縁の下の力持ち、というべき役割を担っているのが、エンジンオイルであり、ビタミンやミネラルです。
話をビタミンに戻し、専門的な話をすると、
補酵素が酵素へ、酵素が代謝へとそれぞれ働きかけていきます。

  1. 代謝:体内での化学反応(例:食べ物の消化、骨や筋肉の細胞を新しく入れ替えることなど)
  2. 酵素:消化や抗酸化、エネルギーを合成するもの、DNAを合成する酵素など様々なものがある。
    ※ちなみに酵素もDNAのメッセージによりつくられるたんぱく質の一種であり、アミノ酸が必要。つまり食事でたんぱく質をしっかりと摂取できないと代謝がうまくいかない。=たんぱく質もとても重要です
  3. 補酵素:酵素が反応を起こすときに、その働きを助けるもの

補酵素がなければ酵素が働きにくくなり、代謝に影響がでます。
つまり、間接的ではありますが、つながりがあり、食べ物の消化もできなければ、筋肉や肌も生まれ変わることができないという状態になってしまう可能性があります。

・タンパク質=カラダをつくる

・糖質、脂質=エネルギーとなる

・ビタミン、ミネラル=カラダの調子を整える(機能を正しく維持する)

具体的な効果

いかにビタミンが重要かという点については、ある程度理解いただけたかと思います。

次にビタミンと言っても代表的なCをはじめ、様々なものがありますので、簡単に役割を列挙していきます。
まず大枠でみると、ビタミンには水溶性と脂溶性とに分類できます。
水溶性:B群やCで、ある程度大量に摂取しても余剰分は尿で排出される
脂溶性:A,D,E,Kすぐには体外へ排出されないため大量摂取は禁物

ビタミンA

目の障害の改善、成長ホルモンをつくる時に必要、肌のみずみずしさを保つ等

ビタミンB

B1:糖質をエネルギーに変える
B2
:脂肪をエネルギーに変える
B3
(ナイアシン):アルコールの代謝
B5
(パントテン酸):広範囲で利用
B6
:アミノ酸の働きに影響する(アミノ基移転反応)
B12
:赤血球を作り、貧血を予防する   などなど

ビタミンC

コラーゲンを作り肌や爪を綺麗にする、免疫力の強化、コレステロールの低下、発がん物質から身体を守る、アレルギー症状の緩和、肝臓機能の強化等

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ビタミンD

カルシウムの吸収促進、細胞の分化を誘導(がんの発生を防げる可能性がある)、免疫力の強化

ビタミンE

酸素の利用効率上昇(スタミナ増)、血液さらさら、筋肉強化、細胞の老化を遅らせる

ビタミンK

血液凝固、骨の強化、動脈硬化を防ぐ

とまあ、縁の下の力持ちで、効果が多岐にわたるからこそ例を挙げるときりがないのです。笑

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豆知識

最初に発見されたビタミンは、ビタミンB1と言われています。これはアミン(アンモニアからできる化合物)の一種であったため、ポーランド人の学者カシミール・フンクが「生命活動に必要なアミン」という意味から、ラテン語で「生命」(Vita)と「アミン」(Amine)とをくっつけて、Vitamineと名づけました。
しかしその後、いくつかのビタミンと呼ぶにふさわしい物質が発見されると同時に、アミンではない化合物も多く発見されたところから、発音は同じままで、VitamineからVitaminと末尾にeを入れない綴りに改名したということです。

次回以降はこれらをより細かく説明できたらと思います。